昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

ただれた景色


 疲れ切った人混みで大義を謳うようなやかましいまやかしやらが、ひどく苦痛を訴えてやがる。短絡的な衝動を保守的な苦悩で巻き込んだような末期的に狂ったような猿どもが徘徊する現時点から、復古することだけに長けるような言葉の境目で正面衝突しては、突出するものを押さえ込むことに必死で、限界を用い、自らを苦しめるほどに魯鈍な者に成り下がることが、人間である、と叫ぶような傲慢な連中が用いるレイシズムが緩衝できずに、自らを卑下することもできずに、自らを神として仕立て上げるほどに人間的であり続け、そこで補完されるものだけが、自らを構造的な内側で磔にし、駄作の神として、或いは、人間に捕らえられるだけの獣として、慧眼を用いずに、汚れた目で見つめる先はカタストロフィを謳うようなペシミズムにおちいるだけの受動的なニヒリストがヒステリックに謳う一貫性が、一過性のものしか生み出せないから、自らを生きたままに屍に変えるような呪詛を続け、綴られる意識は、乱暴にひしめき、悲観的に切り裂かれた身体が他者を介して快楽を受け取るような性的な病をかかえこんで、混濁する意識は、依存することでしか、自らを正当化できずに、他者を介し、自らを認識するほどに、自らとは乖離し、理解を得ることばかりを求める孤独な者は、自らの意志を持たずに、誰かを介してしか、自らの存在を認められずに、自らをとがめるだけにいたるような倒錯におちいる。流浪し続ける私は、システマチックなものを用いるだけの答えから懸け離れ、超人へと変化しながら、何かを語ることが、負担を生み、そこでの不安などを解消できずにさまようだけの亡霊どもの皮肉や、悲観するだけにいたるような退廃的なアナクロニズムにおちいり、いびつな観念を形成するだけのやましさで固められた偽善的で独善的な手法だけが、自らを正しいものとして仕立て上げるようなあいまいな毎日に不規則に突き刺さる関係性が打ち出す制度などは、大義を用いり、自らを騙すためだけに自らを正当化し、自らを正しい者として磔にされることでしか、自らを正しい者として認識できぬような出来合のものに迎合するための犠牲を孕ませ、悩ましい現在にうとましいものを持ちこみ、自らを虐げるだけにいたるような虐待を続けるような死するための欲望を加工し、加速し続ける意識は、品位などを用い、自らを高い位に移行することでしか、自らを正しいものとして認識できぬような誤りに気付かずに、軌道修正を謳いながら、自らの位置から抜け出せずに、自らを正しいものとして認識することで生まれる過ちから逃れられずに、自らを裁くために、他者を裁き続ける。軽々しい思惟が譫妄におちいり、幻覚の彼方で、理論武装された過ちがうながし続ける血で血を争うようなこころみから、ちぐはぐで、ギクシャクしているだけに満たない世界の汚さを持ち上げるだけのメランコリーから逃れられずに、自らに枷を嵌め、自らをガラクタとして認識し、部品を集めることだけに必死な毎日に疎外感が高まり、孤独な者ほど、うるさいものであるのに、孤独であることを誇るほどに、孤立し続ける先に現れる本当の孤独に打ち勝てずに、勝ち負けを謳いながら、離れ離れになる季節においてけぼりをくらい、空疎な意味に滅びを謳い、自らをなぐさめることに専念し、喪失し続ける先に現れる空疎な悲しみにひたるほどに、魯鈍な者として、措置されるものだけを愛するふりをするような偽善的な者として、接続されるものだけを受け取るほどに、やせ細った心身は、正義を求めながら、自らを正当化するための悪を仕立て上げ、何かを崇めるために神を捏造する先々で対立は深まり、自らがもちいる神が求める戦争へと移行し、垣根をとりはらうことすらできずに、何かに取り憑かれ、統合されることを目的に謳われる正常を用い、何かを差別し、分け隔てる先に生まれる同化から、自らの正しさは、誰かが用いる正しさと混同され、そこで同化し続けるほどに、自らの存在とはうとましくなり、この世界でなれ合うことだけが、情報社会での生き方である、と持ち上げられる先々で苛み、自らを恨むために賄うものが、自らを苦しめ、そこで束縛され続ける意思は、自らの起源をさかのぼりながら、悲劇を求め、自らをかわいそうな人に仕立て上げ、悲劇の中での主役を演じ、求められる劇的な変化や、変質し続ける先に現れる昇華から、自らを捕縛するものとは、自らが生み出しているだけであり、そこで用いられるものから逃げられずに、逃げるということの意味を偏執させているだけに満たないような答えが用いる恐怖が抑圧させ、自らを解放できずに、自由を謳うような矛盾や、自らを自由にいたらせるための解放を謳い、自由を捏造し続けるような独裁的な手法から、主たるものなどは、どれも独善的なものであるし、そこで性質を謳うものなどは、科学的な伴侶を探すための誤りを加工しながら、自らを解放するために犠牲を求めるような独善的なものでしかないの、だ。