昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

身ごもる

完全性を用いるほどに、
観点は疎外され、
自らが見つめるものは、
他者から借りた映像を、
延々と傍観し続けるようだ、と
永遠の孤独から、
孤立し続ける主体は、
愛故に苦しむのが
義務であるかのようにうながすほどに、
自らの孤独の中に籠もる。