昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。

散じる思いは昇華を続け、伝う思いは、永遠に忍ばせた儚さに仮泊し、そこで空白を生み出すだけの痛みなどは、どれも何かに似通うだけで、信じるものすら喪失し、生じる思いはくたびれてもなお、進む優美な結末よ、まる