昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

嬲る

色彩もあいまいで、
くたびれた冬に浪々となびく感情は、
どこか憂いをかかえ、
混濁する意識を嬲るだけの風を退け、
契合されるだけの日々に
緩衝しては、
さまたげるだけの思いをひるがえす。