昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

誰もが正しいことだけを語るようになった後


 堕落した主体をかかえ、観点にそぐうだけの価値に惰性にみちびかれるだけの加点から、回転していく座標は、あらゆる力に引っ張られ、過去を引き合いに出すほどに打算されるだけの神経的な疎外から、先々に超越していく延々と演繹されるだけの未来へと遡行していく意識的な樹立から、端的なレイシズムを詩情に重ねるだけのペシミズムから、関係性に表れる関係から、景観を汚すだけの退廃的な呪詛を続けるだけのルサンチマンが大量生産していく意味合いに生み出される区域に卑近なものをかかげ、自らを怪訝な神として支配的に座礁していく意識に釣り合いを求めるための迎合から、短絡的な崇拝から、支配的なコードを生み出すだけの情報を譲与するほどにいびつな観念を形成し、迎合されるものだけを崇めることだけが、ここでの正しさを実用化し、実存するものへと変化させるのだ、と惰性にみちびかれる者どもの理屈からエクソダスすべく、性質を破砕するだけの神聖さを謳う文言から、乾いた風に引きずられるがらんとした風景に善用を重ねることだけが自らの正しさを生み出すのだ、と正義は何かを犠牲にして、何かを否定することだけを目的に自らの正しさを独善的に説くように示すような諦観を求め、低劣なものへと変化するためだけにたくらみを重ねる枠組の中でかかげられる美学などは、何かを疲憊させるだけに至らせるような倒錯から、ここで闘争するものや、統治されるだけの精神は一部始終に隠逸していくだけの精神に整合されるための正義がうながす犠牲のための生贄として、散漫な意識は儀式的な者に引き取られ卑近な者に変化させられることだけが、ここで軽快され、会計されるだけの日々にシステムに状況は攪拌され、讒言を綴るだけの情報から、重用なものなどは、物事に引き裂かれるためだけに過去をここに置き、行いを未来に引き取られ、悲観するだけに至るような存在などが悲しみに暮れる街で都合よく示される差異から示威すること力だけがここでの正しさが離愁へといざない、短観に軋むだけの言語が乖離していく精神は時を無くし、感覚に配される愛すらも配管の中でさまよい、超然として能動していく者だけが、哀感を引き裂き、マニュアルを騙るだけの万態にひしめく算用されるだけのここなどで枯渇していく静謐な清貧さだけを定めとして捉える矢先に国籍すらも捨て去り、住まいはどこでも無く、ここに現れるものすら瞬時に過去すらもすり減らし、未来に行き渡る清貧な敬神から精神的な依存度を増していくための地域を生み出し、兌換されるだけの紙幣や貨幣から平衡できずに、ただ暴力的に示されるだけの精神は、軽薄な理論を収奪することだけに専念し、強奪されるだけの精神は、誠意を求めるほどに自らの虚偽に囲われ、加工されるだけの品位は、陰惨な状態を超克すべきなのに、そこでナショナリズムをかかえ、内示されるものだけが、ここでの正しさと肉迫するのだ、と加勢するだけの真理は、真偽を求めずに、そこに現れる権力だけに統合され、自らの正常さを謳うだけの論理から、論調などは、鈍麻なものが、自らを麻痺させるための正しさを冷静に敷衍させることだけが、ここで役に立つなど、と金言をうながすだけの端くれから、配備される愛などは、無知なほどに、そこでの愛を説き明かすことだけを目的に自らをとどめるだけに至るような状態に貸与されるものや、似通ったものに権限をもたらし、用いられるものにレールを引き、機械的な論理を引きずっては、ここでの卑近さに気付かずに、ただきつくしばられることに置かれる快楽的な需要から、十全としたもののように拡散されるだけの神経的な構図から、リリカルなものを持たずに、ただ用いられるものだけを正しいもののように扱うことに怯える気配は、何かと同調し、何かと相似することだけを目的にして、何かから外れることを恐れるあまりに、周りから閉め出されるこを恐怖するためだけに行動し、動向とは、何かと協調することを目的に同調するほどに強迫観念に変わり、強制されるだけの心理は、真偽を求めずに、そこで正しいとされるものだけに去りゆく形式をも呪いながら、自らの貪婪さを加速させ、求めることだけが、ここで退嬰的なものにおちいり、体系的なものに引き取られるだけの現在などに存在の軽薄さに耐えかねずに、ただ求めることだけが、ここでの苦しみを昇華させるのだ、と妥当な者が、惰性により、受け取るものだけを正しいことのように崇め、神の変わりに現れた十全とした正解は、ただ正しいような顔をして、懐疑に至ることすら不潔である、とし、そこで否定する者すべては悪であるかのように閉め出すような間に迫る答えなどは、狭い価値の間に範囲を示すための距離的な誤りに引きずられるだけに至る。