2017-12-21 影 子供のように眠るおまえの隣で、 面影だけが重たいから、と 一部始終に捨て去る思いは、 どこかしら、誰かに似たようなもので、 持たされた義務と、 もたらされた意味の中で、 居続けるような過去の 愚鈍さの影を着せられ、 同じような顔で 同じような笑顔で今を屠る。