昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。

ことばを捨てた辺りから、花は自由に咲いて、君は自由に泣いて、儚いね、と嘆くだけのニヒリズムを通過し、たび重なる意味の通過点などは、過ぎ去るために備わったものに過ぎず、過ぎてしまえば、そこには、何かが残る、だとか、何かを残そう、だとかという思いすらもないままに過去になる、まる