昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

シンクロする吐瀉物


 母体という銀河に磔にされ、インモラルな衝動をかかえ、顛末を粉末化し、それを吸い込んだりしながら、混濁へと至らせるような依存的な背反に収まるだけの形として、形に措置されるための配役として、物事の一部としていびつなものを形成し、形容するものを恨んだりしながら、理論的に早熟なものを措置するほどに、居続けることへの苦しみに耐えかねずに、体系化する前に思春期から崩壊し、解放をめざすために距離感を無くし、何かに近付くほどに、遠ざかるような感覚を貪り、ここで拘置されるほどに、求めるリアリズムから倒錯するための正常な儀式に参加し、散漫な形式に用いられるだけの死を計算するだけの式から放たれ、すべてに抱擁される。さもしい原理にもとづく迎合されるための答えに羽交い締めにされ、破壊的なプロセスに折れ曲がる思いを浄化させるために機械的な浄化システムの一部に組み込まれ、何かを抑制し、正すことだけに重きを置くほどに、正しさとは次々にねじ曲がるのであり、利己的な集約から、約束を踏み躙る午後に迫るセンチメンタルな商法のカラクリを説き明かすロジックを周遊し、有するものに放蕩し続けた私が擬態化し、退廃的なものが打ち付けた罪の意識に居続けるだけの君の構想から放たれ、端的に語られるものなどはほとんどの観点を破壊し、加算されるだけの点数の中でしか保たれないものを確かなものとして崇めるほどに窮屈になる。次元をホッチキスで止め、とどめをさされた身体に信号を送ることを辞めるブレインに時間の概念が消失するまでの時間とは、他愛ない一瞬を永遠へと変化させ、リアリズムを崩壊させるまでの絶え間ないためらいの中で加速していく時間との闘いを続け、途端に改造される夜に約束も破られ、破壊し尽くされた後に備わる希望と絶望の合間で加速していくだけの時間との別れを終える。憎しみを通わせる似たもの同士の二人の結末を煽るような偽物の正義をかかえこんだ人々の正義とは、犠牲を延々と孕ませ、自らを正当化するために自らの暴力を隠遁させ、開示される悪に自らの罪を背負わせ、あたかも自分だけは、正しい行いの中で、おざなりなものを折り込みながら、応じる答えの中で返答されるものを正しく扱うような神である、とまことしやかに語られる間に正しいものなどは、すぐさま悪用され、変換されるだけの言葉に成り下がり、内面性を精読できずに、自らを毒々しいものに変え、何かを従えるために、何かを圧縮し、改造を施し、信じる者だけが救われるのだ、と語り出すころには、すべては破壊されるための満足を生み出し、欺瞞をうながし、自らを納得させるためだけに絶えず何かを破壊することだけが、ここでのしあわせを形成するのだ、といモラトリアムにとどまり、そこから抜け出せずに姑息な者として、実体すらもなく、ただ何かを批判的に閉じ込めるだけに終え、批判的に乗り越えることを知らずに、呼吸すらも忘れ、永遠に継続するために何かを磔にするためのためらいを絶えず巻き込みながら、改善されない苦しみの中で改善されることを祈るだけの物体として、貸与し続けるものに苦しめられるだけの継続こそが、この命に情熱を与えるのだ、という幻想から離れられずに蔓延る悪意を継続するだけの過ちから、あいまいなマインドに措置される苦しみを立証することだけが正当性を謳う。君たちは、しあわせになるべく、しあわせに打ち付けられ、自らの罪にさいなまれ、支配されることだけが、ここでのしあわせを約束するのだ、という疎ましさに関わるほどに、からまる理想とは、思想に偏りを生み出し、何かを憎むことでしか、答えへと行けないのだ、というジレンマに嵌まり、蔓延る悪意を捏造するだけの原理にもとづくものを迎合し、現存するものを破壊することでしか還元されないものだけが、しあわせへと移行するのだ、という記号から離れられないから、排斥されるだけの過ちの中で加工される原理に絡め取られる契約から、もたらされる義務とは、持たされたものに過ぎず、そこで粛清を繰り返し、理想を理性で止められずに、不透明なものを愛しているかのように語るような愛の中で、愛とは、他者を愛することを辞め、自己愛に耽るために維持するものが本質を語りながら、果てしない欲の中で理想とは、理性を損なうための機械として、開示されるものを破るための正義の中での絶え間ない犠牲の中で飽き飽きとしていく思いは、横暴に何かを支配することへの犠牲を絶えず含ませ、複製される真実の中で絶えない戦争を生み出し、歴史を偽装しながら、犠牲を生み出すことでしか、しあわせにすらなれないしあわせの中でなれ合うほどに、緩慢になるしあわせなどは捨て去り、さえないものなどなく、ここで高明さを歌い、凡庸な差異などを破棄し、配備される愛などは、いずれかは灰になり、関わるほどに回帰し、一貫性を失い、自らの喪失感に砕けていくだけに過ぎない。