昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

ガラクタ

ここで分裂していく意識は、
途端に存在の軽さから逃れ、
たゆたうぬくもりや、
憎むための機能に補填されるだけの
教育から放たれ、
蔓延る悪意を詰め込んだ
レジスタンスが徘徊する深夜に
破壊されるだけの音を聞いて、
恐怖を恐怖にすら感じぬようになるような
瞬間をも切り離し、
存在の浮薄からの超越をこころみる。