2018-02-16 ガラクタ ここで分裂していく意識は、 途端に存在の軽さから逃れ、 たゆたうぬくもりや、 憎むための機能に補填されるだけの 教育から放たれ、 蔓延る悪意を詰め込んだ レジスタンスが徘徊する深夜に 破壊されるだけの音を聞いて、 恐怖を恐怖にすら感じぬようになるような 瞬間をも切り離し、 存在の浮薄からの超越をこころみる。