2018-05-02 性愛のもとづく独創的な毒 一定のリズムが、 生命を駆逐し、 屈辱をためこみ、 切実さを謳いながら、 偽善的な演技で捕食される 身体を傍観する 他者から介した自らの苦痛を 延々と堪能するのが生きることだと 語るようなペシミストの嗚咽を超え、 軽減されない痛みを思うほどに、 痛みとは増していくだけであり、 そこで感じられるものを堅持しようと、 大切な痛みだと認識するほどに 体制の餌になる。