昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

はく製どもが踊る世界

明日にとどめを刺すべきだ、と
君が嘆いている瞬間を
模倣する影どもの理屈が迫り、
とがめるだけの午後が、
とげとげしく迫り、
せめぎ合う思いは、
起源を謳いながら、
短絡的な伝統を浴びるように飲んでは、
価値に酔い痴れているだけ、だ。