昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

楽園の朝

共依存をかかえた牛が、君にたべられて、君の一部になれるなら、そんなにしあわせなことは、ないよと語り、泣いた。その泣き声は、五日間つづき、雨が止んだ朝に、泣き声は止まった。空疎な身体をかかえ、むさぼられた身体を俯瞰でながめながら、すこしの憎悪も感じずに、ただただ、泣き続けたの、だ。