昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

美しい足音

すばらしい世界ですらも、いつかは何かに擦り寄り、すばらしく無くなってしまうし、もう食べる必要性も無くなり、制度にふやけて、何かにひれ伏す間をひるがえしながら、答えを持たず、チクチク痛む胸が、何かにさえぎられることも無ければ、際限ないものを抱え、今にも悶えては、手懐けられずに、つないだ手を離さずに、健気に重ねる思いが超克し続ける思いの模様や、勇躍し続けることが、簡略化せずに、変わりようの無いものが、無い物ねだりを続け、そこかしこをのたうち回り、悲観的に敷衍させる思いが、次々につぎはぎにされ、帰任する思いがつたなく重なり、かばい合う思いは、不確かな実情にからまり、かかわるほどに、優美な瞬間は、主観を破壊し、はびこる愛を確かなものに変え、正解を求めずにフラクタルになり、交わるほどに、リアリズムは廃れ、枢要な思いを持ち込んでは、今にも敗残し、懺悔などを続ける自らの弱さに追従し、気だるい意思を抱え、不満に悶える意識は、行き先すらも求めずにスヤスヤと眠り、やすやすと意味を飛び越え、今すら持たず、持て余す時折に織り込まれる思いが汲み取るものが、周辺を巻き込み、終焉すらも、容易に飛び越える。淵源に潜む過去は恥ずかしがりながら、陰惨な思いを超越し、自らの自由に帰り着くの、だ。