2018-09-21 大量破壊兵器的な私情 少女たちの 憂鬱な食器に移る モノグラムや、 空腹の影で出来た、 デカダンのシャンデリアや、 シャンプーを洗い流す音や、 写実的なものに囚われ、 延々とトリートメントを ぬりたくる淡い色や、 補完される感情が、 競合する思いにひたりながら、 貪婪で空疎な時代に ほくそ笑む君が煽り、 成立していく世界。