昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

ジャッジメント

なんぼ寝ても寝たりんからって、勝手気ままに浮遊して、憂患にひしめく悲しみの街に締め付けられるよりも、するどく街を切り裂くためにためになびく思いは、面影にひそむ少しの猶予と、有する価値とのぶつかり合いや、一過性のものがひしめく理論的なもんでそぞろな思いが供給され、今に食い込み、孤独とは、孤独のままを補完するための絶え間ない孤独であると語る哲学的な手違いから、短絡的な動機を補完するための労力を惜しむような輩が排斥する言葉により、アカデミックなものが化石に変わるんですってって奥さんがカタルシスをうながすような最後の時に悲愁さをかかえ込んだ君のエゴイスティックな彼や、簡単に処理されるために保たれる関係性に入り組んでいくエゴが更新を続け、つたない思いは、高尚に至らずに、徒に時を消費し、貧する価値に悔悟をため込みながら、たちまちに現れる動機が、消し去る因果や、韻律が踊る夕暮れや、愚行を正すために謳われる復讐こそが革命の原理であると、ゲリラ化したデータが過信する世界などは、世界と名付けられただけの至らぬ物体や物質的なものに過ぎず、そこでの主義などを思議するほどに、史観とは破壊されるためにもたらされたものに過ぎず、すべては邪推するためのモニュメントに変わるだけやし、でたらめに寄贈されたもんを崇めるほどに、怖じ気付く思いは、きな臭いもんを派生させ、配下に至らせるためにうそぶくルールをツールに、ルーツを破壊するためにすれ違う人民は、互いを恨むためのベクトルを人種や宗教に課せながら、ぶちまけられる思いは、健気さをそこない、生じる思いは、苦しみを空疎に吐き出すための掃きだめの身体として、快楽を備えるための空疎な箱として、従属するための理性を歯止めも無く破棄するためのモーションの彼方で、リバイバルされるものや、理性を喪失させるための獣化を終え、毛むくじゃらの身体でむさぼる世界とは残酷なものというよりも、始まった途端に原理的な敵愾心を往往とさせるための悪阻として、応用されるだけの原理のゲノムを破壊するための戦争の鼓動や、こじつけられるものに操縦されることを良しとする機械的な彼女たちの暴力的なアニミズムにより、ここでの神は支配的なものであり続けるための崇める神と金と書き換え、貸し付けられた思いは、かじかむだけに至り、いたわることを知らずに、徒に消費されるだけの痛みも麻痺した身体に興じていくリズムが乖離し、理解を飛び越えた辺りで吐き出すマグマにより、すべては溶けるのであり、溶かされることを目的に借りた身体を法則的なもんで拘束しよるから、夜に磔にされた君が枢要とするものにより蜂の巣にされ、いろんなものを多目的に憎悪しながら、生じる思いに確執を生み出し、概念をかきむしるような愛に報うための奴隷として、とこしえになびく思い出になぎ倒された木々により、進まれへんような日々に完成されへん思いは、感染症をかかえ、統制されるだけの縁や、延々と想起されるものに後続する本質的な衝動こそが、死と欲望の住処へと運ぶための貨車を今に運び続け、けたたましいエモーションを水筒につめこんで、終わらん旅の最中、惨憺たる愛は、たんたんと意味を引き裂き、卑近なものをかかげ、還元されるものや、愛しむための闇や、過ちを加速させ、加工するための日々とは、ただ保つために犠牲になることを美化することを美辞のように語ることにより、正しさとは、遅配を生み、次々に過ちを加工するだけに至るのであるし、そこでの正しさの枷を外すために、ワタシトハ存在しているのであり、出来事の残滓を漁りながら、まがい物の日々をまかりとおらせるような過ちの銀行で、仮死化していく意識が果てしない貸し借りを続ける間に、真実の愛とは、真実を語ることにより、真実味を自ら破壊し、真実を保とうとするほどに、真実とはかけ離れ、人工的なものに変わるのであり、利己的な愛とは、そこでの形をとどめることもできずに、裏切りにさまたげられ、あるいは、依存的なものから離れた途端に壊れた愛とは、過ちを加速させるだけであり、出来合の愛とは、そこで保たれるものを、あたかも保とうと必死になるほどに非道になり、かかえ込んだ愛とは、自らを破壊するための劇薬や爆弾に変わるねん。