2018-10-11 猫の見つめる先 猫は呆然と 星の終わりを ながめ、 星の涙を食しながら、 ながらくに配された 愛も腐食し、 しなびた夢を 忘我に破棄しては、 短絡的な 動機を廃棄し、 退嬰的な予感を かかえこんでは、 夜露に濡れ、 意識を闇に陥落させる。