昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

悪しき習慣をかかえた
倦怠感を厳かに祭り上げるような
季節的な儀式の最中にもだえる
吐息が交差し、
コンテンツを破壊し、
破滅的に偽装された場面で
転化していく面影にひそむ
悲壮感などが簡易で
安易な思い出を供え、
遭難していく思いは、
どこかに思考を隠し、
隠遁しては、
暗鬱な症状に
換算されるための痛みを厭いながら、
地を這う意識は、
観点にそぐうためだけに
規律をさだめ、
あいまいな正しさを語る。