2018-11-23 十全としたもの きらめくラブソングがふりそそぎ、 愚鈍な思いを清純なものに変え、 主たるものにより、 もっともな価値を謳いながら、 偏るだけの真実を信じるだけの 人工的な楽園での はけ口として備わる彼女の苦痛や、 そこでの普通を貫通させるために となえる呪詛すらうるさく、 そこでうらぶれるだけに至るような カタストロフがせまるあいまいで 前衛的な終焉にまきこまれる 絶対的な希望。