昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

命題

この星にもあきたから、宇宙人はんにたのんで、違う星に連れてってー言うて、なんか孕んだか知らんけど、誰もどこにもおらんのんが、芸術的なもんでんな言うて、大きな口開けて、陰鬱な証拠を吸い込んで、大きな風呂敷ひろげて、てなずけられんと、すぐさま裏切るんです。必要とされるほどにね、裏切るたくなるんよって、君は有する価値を破壊するために生まれた女神なんかいなって、階段をのぼる姿があでやかやし、記憶もそこそこにそぞろで姑息であるし、連綿たる記憶ってものは、不規則なもんやし、問答を繰り返し、利己的であるほどに、更迭される意識は去りゆき、散漫な価値を露骨に示すような観点から加速し、拘束され、あたかも真実のように騙られるものなどに示される答えを、確かなもののように崇めるほどに、奪われる意思というものは、依然として誰かの道具に変わるだけであり、そこで正しいとされるものなんて、なんも正しあれへんから、変哲のまんまに寝転がり、世界をながめるというより、呆然として、唖然として、あんまり確かさを求めてもあれやから、あらゆるものとは、そこで素行などを求められ、ドラスティックに変わるだけの傀儡としての正義を崇めるよりも、そこでの神とは、いくつもの卑屈さを受け取りながら、自らをルサンチマンに変え、巨大化しよるし、しっとりと濡れるよるに憐憫などもあれへんし、所詮は金でっかって、頭でっかちになっても、内面性に締め付けられるだけの価値などに即座に引き込まれるような価値観などは、即座に消え失せるだけでっから、そこで嫉妬したるするんも違うし、なんか無責任なままやし、適度に無関心であるから、干渉なんかもしないし、シンドロームにとろける優美な夕日とかがあれば、もうすべては良しとされるし、散漫な記憶にこしかけて、蹴落とされるだけの日々ですって悲観するんも違うし、沈積する思いを少しずつではあるがすなどり、文字にでっち上げるんが、証拠でもなければ、証拠とされるものもいずれは消え入るものであるし、そこに残る汚物みたいなもんが溜まり込むだけの混同する意識との調和なんか求めもしないし、心象に猛るものなどのどれもは、意識の奴隷として、あらゆる敵愾心を煽るだけのものに邪魔もされずに、積み上げるようなものが価値になるのとも違うし、どれもいつも、いくつもの答えを寂寞にかなでながら、なじられる時に解析されない苦しみが駆逐されるだけに至るような現実に正義などはなく、ただ悪とされるものを捏造することだけに修繕されるような独善的な正義だけがおまんねんって、年がら年中、誇大妄想によって煽られる使命感などが、信用などを謳いながら、独善的な価値を押しつける辺りから、価値とは正義を捏造しますし、その正義によって、次々に悪とは生産的に生まれるだけであるし、あらがっても勝ち負けを求められるだけであるから、終わらぬ闘争は、次から次へと独創的な悪や、独善的な正義を産出しよるから、終わらぬ闘争は、何かとの統合を求めるほどに、用いられる価値の道具として、陶然と生まれるものに固執し、延々と自らの苦しみを肥大化させ、何かを求めるほどに現れる矛盾との対立を深め、そこでの軋轢によって、終わらぬ闘争へと巻き込まれていく真実との差異や、間隔によって、苦しみとは肥大化する的な解離から、理解とは、分裂的になって、すべては改ざんされ、改善されるよりも、今を騙すだけに専念するのであって、どれもは、何かを騙すために愛したフリをして、理想的なものを組み立てることもできへんと、出来合のもので満足すべきであると、与えられたものを必至に愛しているかのように示す辺りから、愛とはあいまいな物に変わり、関わるほどに、さげすみ、けなしながら、なじられる記憶は、なじむことも出来ずに、同じような苦しみを延々と引き延ばして行く。