昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

いつまでも消費的であるがゆえに苛烈なる皹

なぜ君たちには、むきだしな欲望を怪訝に思わんと、獣みたいに走り回るのか?なぜ君たちには、哲学が無いのか?理解とは、反復して、愛を汎用するのではなく、意思を氾濫させ、分裂的に意識の迷路をさまようことを知らんから、原始的なまんまで、カバみたいに大口開けて、なんでも食いよんねん。

がんじがらめの憂鬱を処理する会社、短絡的なハンコを押し続ける行政的な伴侶、敵意むき出しの野菜たちをピザにして、寛容な愛を汎用するだけの社会により、痩せ細った自由、悠々自適なことなんかあれへんから、仮死化する夢が目頭の上を熱くさせ、察することなんか、地球を破壊するだけやと言い放つ、ハンバーガーみたいな腹したオバハンがうごめく地下室、貪婪な君の記憶に着せた罪の着物や、ニセモノの気持ち、孕ませた後に降り注ぐ虹や国旗、機械的な汗をながす商売道具たち、蓄積される理由に帰路を見出し、身近な者こそ、恐怖の大王であるし、あらゆる悲観的な観点に疎外感を感じ、陰湿な微笑みの姉妹や、懶惰な気持ちを磔にして、神を見つけまんねん言うて、アホみたいにアクビして、見世物みたいな身体が論難や、狂気を持ち出して、国家に正義を背負わせ、あらゆる罪は、みんなで分けましょうって、ブルーハーツも言うてはるし、張り合いもおまへんような、生き方なんか、絶対したあかんって、徹底して教え込まれたから、教育自体に反発して、すべてをひるがしまんねんって、夜をチクチク縫うて、銀河団みたいなセーターも、チクチクして痛いし、動物の毛使うん反対やし、正体も隠して、気配すらも破棄して、倦怠感や、束縛されるだけの思い出を、たき火にして燃やして、あらゆる法を打ち出した本も全部根絶やしにして、寝返るだけの君をも破壊するような言葉を生み出して、夕焼けに羽化する鳥たちの気持ちの分身が、永遠性に反し、君に関するものすべてを簪にして、歓喜に配される間に濾過される思いも、お目当てなもんをメンマに変えて、ラーメン中入れて、すするんです。