昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

あんたらの世界

蓄積する痛みがノイズのように変わるのと、踊り子たちは、変化しない夜に、変換される苦痛を爆音で流しながら、イデオロギーも死んだ夜に、野放しにされる感情を追いかけ、倦怠感に巻き込まれる、検体としての身体を放棄し、システム的な夜に適応されるためにたむろし、応じるほどに、適当に貪られる身体を、フラクタルに変化させながら、厳寒な時にひずむ、リズミカルな衝動が、コズミックなものを迎合し、星の汚穢や、ゴーゴンが飛び交う朝の終わりや、悲劇的な文化の後、浪費されるために老いから逃れるために、若者たちは、翼を手に入れ、そこで終わらぬように逃走用の羽を手に入れたのだと、惰性的な大人たちは、未だに幻想的な結婚生活をうたい、今に縛り付けられているだけであるのに、あらがうことを知らないから、争いも増えるのだろうし、浪費ばかりの日々は腐敗し、システムの中で疲憊し、あるいは、卑猥なものをかかげ、稼いでいくだけに過ぎないからと、提示される闇の中で緊縛される意思は、誰かの中での働きをうたい、貧相な価値を構築し、行為に貧するだけに終える命は滑落し、懐疑的なままに、敵意を増幅させ、幸福を用い、人を支配する。