昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

三文芝居

宣言されるもんは、すべて不潔であるし、老けるだけの身体は置いてけぼりになって、すべては、若々しくなって、いずれかは、君も灰になるんやし、綺麗事いうてもあれやし、あんがい良くなるとか、悪なるとか知らんけど、あんまりあいまいなままで、今をちまちま傷つけるんもあれやし、あんたらが示すもんは、依然として退屈やし、掲げられたもんなんか、いばりちらすだけやし、いらだつ人々の墓地で、リリック書いて、カオスに没入して、没落する先につながるもんなんかも、いずれかは邪魔なるし、ひとりであることは、超然としてて、かっこよいし、なんか長く流されては意味も無駄なだけやし、雪崩のような情報も、誰かの糞尿で汚れてるわけやし、紙切れも金も銀も、ばい菌だらけやし、誰かの服もなにかの犠牲によってつぎはぎにされた残酷なしろものであるし、しのごのいうてても、恬淡な自分を卑下するような自己犠牲的な解放なんてもんは、自我の監獄にとじこめられて、あたかも正しいもんでっせって、できあいの真実を着込んで、薄ら笑いなんか、かましよるし、あたかも正しい自分とは、どこかでは悪であるから、あるがまんまの自分すらひるがえして、物事の裏側引っ掻き回す。