昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

寛恕

論理的なものを
終わらせるための
方程式や、
演繹し続ける先々で、
健全なものを排除する
権限を行使し、
関連するものを
破壊するための権力に
すりよるだけの価値や、
感覚をも破壊し、
保たれるものがもたらす
愛なども縺れ、
用いられるものに孤立し、
懇意なほどに擦り寄り、
ホールドされ、
翻弄し続けるほどに
補填される罪の意識や、
ねたましいほどに
出現する意識を
粛清するための闇で
家畜として屠られる悲しみや、
乖離していく意識の
純粋さに駆逐され、
価値を信じるほどに、
価値を破壊するための
純粋さにより、
自らの価値を保つための
革命を利用し、
自らの価値こそすべてを
偏った受け取り方をし、
何かを虐げ、
従えさせるための
結末へと移行し、
悲観するだけの彼らが
関するシステムとは、
構築されたシステムを、
神として崇めるだけにいたり、
訝ることを知らずに、
簡易に信心するものだけが、
今をいびつなものに変え、
問題提起することに
よりかかり、
自らの異物感を排除するために、
他者に憎悪を感じ、
自らの異物感を排除するために、
他者を排除する。