昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

たのしい日々

言葉を縁取り、永遠を操作し、印象によりだますような気配から、策略を練り、誰かを射止めるために、あるいは狩るための技術ばかりが先行し、愛について考える暇もなければ、消費的なエネルギーは、エレジーを生み出し、現実をたゆまし、すべてをあきらめのムードへと引き込むような、卑近な例から、悲観的な干渉により、自らを敗者として仕立て上げ、支配されるだけの緩慢な代用品として、感覚も腐敗したシンドロームにより、死よりもちぐはぐな生に処理されるための欲望を加速させる資本主義的な流動性の中で、どれほど動かずにじっとし、簡単な快楽にだまされずに、簡単な傀儡として、意味の道具にならずに、逸脱し、アウトローとして生きるよりも、逃走する者として、倒錯し、闘争し続ける最高の機械として、はぐるまにこぼされ続ける潤滑油として、逃げる人を乗せ、どこでもない場所で、意味すら求めぬように改造され、改ざんし続ける海での海賊として、風景をとどめるために、創造的な悦楽にいたるために、描き続ける絵画の中でだけ、生命はかがやくことを知る最初の者として、原初と現前から引き込んだ意味が生命を感じる以前から、産まれたことを大よろこびし、大爆笑にいたる始まりと終わりを破棄した最愛の子として、神をでむかえ、自らを神として仕立て上げられた結末から排除され、神を持つ以前に、私が私であることを認識し、大いにたのしむことを知るべきなの、だ。