昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

枢要な異物感

季節は痛みの奴隷であるし、
鐘が鳴り帰る君の後ろ姿や、
陰惨な影を踏みしめ、
愛した形跡にかじかみ、
自覚する痛みに勤しみ、
そしるだけの思いが、
儚く契りを交わし、
甲斐甲斐しくむさぼる果てに、
創造性すらも潰えて行く。