昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

愛するために

愛することに、適切な距離は存在せず、思うことに、確かな判断などは存在せず、ただあるがままに行うことで、距離は縮まり、思いは離れたり、近づいたりしながらも、確かな愛は壁を乗り越えて、確かな愛を知る。思うことには、強度が存在するが、強い思いにより、砕けてしまうことあり、強い思いにより、愛を強固なものにする。互いを思いやるとは、依存的にあらず、表面的な文字には、愛は映らぬが、確かな思いは、その奥底にある愛を知る。何光年も離れても、私たちはまた出会うであろうし、やがてバラバラになって、連綿と続くもの、また紡ぎ、あらゆる痛みを昇華させ、そこには優しさだけが展開し、大きな母胎に住まう確かな愛だけが、今を包む。