2019-05-03 滑落 次々に現れる物語が、 償いの中でしか、 自らを見出せずに、 打算的に参画する奴らが しのぐ間に忍ぶ愛とは、 愛がなんであるかを忘れ、 ただ求める愛だけが、 愛であると騙り、 測られる愛とは、 ただ愛を認識するための道具として、 偶像の愛を、 名ばかりの愛を確かさの足枷でもって、 互いを縛るだけの愛などは、 愛に至らずに、 ただ愛と騙られるための配下として、 愛を破壊するための 墓石の番人としてだけ存在する。