昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

リリカルなソース

夜も砕け散って、はんぶんこにした命も、のこりわずかかいなって、猫と話しててんけど、しこたまこぼれる夜もおぼこかったのに、勝手気ままに生きたあいつは、行き先も伝えんと、消え去ったんやし、短絡的な動機を謳う自らの影は、怪我ばっかりの日々やから、やけになって、似合わん意味を背負って、馬鹿んならん価値を引きずっては、実体もないもんを、あたかも大切なもんのようにあたためたりしよるから、揺動される罪がニヒリズムをかかえ、ペシミズムにおちいるだけに至るような、罪深い日々もふかふかなままで、ままんならん思いは、実感すらもあらへんから、変化なんかを謳って、至って苦痛な日々を通過できんと、今の痛みを痛感しよるし、なんぼあっても足らん痛みを徘徊する君は、ルサンチマンなんかになって、担う未来を恨むんだけは、やめときやって言うても、気配は寒空の下に投げ出され、打算的な連中に支配されては、怠慢な意思は騙しあって、宛先もない手紙なんかを交換しては、硬化していく言葉の先々でざわめく罪なんかがみすぼらしいやなんや言うて、低劣な価値を持ち出すし、そこで脱走していく所以は肥大化し、今に歪みを与えるし、得るもんも苦痛で、そこで込み上げてくる痛みは、依然として苦しみを餌にして、今に媒介しよるし、やかましくつきまとうだけやし、きっと腐るだけやし、惰性なままに突きつけられた苦しみは繰り上げられ、物事をクリアに出来んと、でっち上げられた苦しみは、愛という弊害から、閉鎖的な者が伝うニヒリズムにより、いっぱしの暴力装置になるんかいって、一貫して、徒らな消費から、理解も得られんと、途端に空虚さや、窮屈さを出しにして、意思を奪うような倒錯へと至らせるようなメタモルフォーゼや、メタ的な真理から、神はあらゆる苦痛を武器にして、自らをでっち上げていくしで、忙しいです。