昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

寝返り

誰もいない国で、不確かな朝を撫でた。あらゆる疎外感なんかは、自らが生み出す幻想なんやってなって、気付かんままにさまよう虫ケラが云々と、撲殺された後に、夜空に向かって、不確かな明日を呪うような能動性が、法を作ったんやって思うよってに、あんじょうやったって、えらいことばっかやから、短絡的な動機がむさぼる、陳腐な激情が生み出す、支配的なモラトリアムの延長が元々と、持ちつ持たれつやねんから、善悪なんて、どこ吹く風で、どう猛なまんまの意識は、慢性的な苦しみを利己的にケロイド化させ、たった数千年の歴史を、偉そうに語りはるし、汎用性ばかりを求められ、たった数年のことで、威張り散らしはるから、鬱陶しいよ、ね。深層心理に咲く花を摘むために、アリスは自らの自我を攪拌し、分裂していく自分を、分断しよんのは、自分やねんなってことに気付いても尚、自分を破壊するためのプロセスのために、自分の墓石を用意しよるから、精神分析なんてもんは、限界に行き着くから、還元されるだけの現象とは、そこに現れた瞬間に、誰のものでもなく、共依存的に世界を孕んでは、確かさとは、他者に背負わされるための義務であって、と鳴きよるカエルが、ゲコゲコとうるさいから、色もヘチマもあるかいって、怒鳴り散らす私を傍観する冷めた私が、枢要なもんなんかあらへんなって、世は憎悪を駆逐できへんから、戦争もなくならん的な発想によって、戦争とは想像することにより、膨張し、意識するほどに、戦争とは、加速し、枷になるもんでんねんで。ええ加減にしいや。誰かの理想とは、悪魔的に違う誰かのなにかを破壊するだけのもんやし、用いられるもんのほとんどは、破壊されるままに終わるんや的なニヒリズムのケツこそ蹴り上げるべきでんな。