昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

磊落

見損なうだけの滓やなんやが懺悔する言葉に群がるルサンチマンが継続する連絡や、断続する風景には、枢要なもんはあれへんし、抗うほどに、ピチピチした風景にのさばるもんが、リリカルなんを喪失するが故に、快楽に浸る的な性悪説を唱えるスニーカー履いたうざったいトナカイが、ソリ引いて連れてくる憂鬱にくるまる風景に食い込むもんが、現実なんかを簡単に消費し、飛翔できんとこけとるさかいに、ククルカンが悲しみに泣きわめきよるから、なぐさめるだけで、数十億年を有し、転落する恋人たちを救うために、犠牲なった星の名付け親たる私は、無残に死ぬが故に、苦しみとは膨張して、何度も宇宙をやり直しよるから、ひとりの悲しみによって、宇宙とは際限なくひろがり、また同じ苦しみを空白に形成しよるんですわ、と持論を歌う吟遊詩人と踊り明かすニヒリズムの夜は、さも幻想的で、縛られることも、囲われることもなく、ただひたすらにひろがることを喜ぶための苦しみやってうながすから、苦しむことを前提にしよるから、苦しむことだけに専念するじゃ、あほんだらって、蹴り上げたったから、もー大丈夫やで。