昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

交互

つぶれた、カナブンの悲しみも知らんと、あそびほうける街は、崩壊すべきやねんと、秩序の内で語られる正義とは、依然として、正しさがなんであるかを知らんと、正しいとされるもんを持ち上げ、良い気になっとるから、タチ悪いもんやねと、問題も即座に互換し、応用されるもんが、のうのうと自らの正しさを語るから、正しいことも潰えるんやし、追従するもんだけが、正しさへと導くんやしって、幻想を抱え、原則的なもんに支配され、次々に迫る無知な悲劇が左右するものにより、悲劇を重ね、あたかも、自らが導いた罪のように、他者を攻撃するあたりから、自らの正しさとは損なわれ、そこかしこには、即座に即席の罪を生み出し、君を苦しめるだろうし、即座に老け込む世界は、悲観的が故に、世界をゆがめ、自らをとがめるように、誰かをとがめ、群れるが故に、なにかを羨み、恨むことを続け、答えがなんであれ、やましく、なにかを徹底的に破壊し、排除する。搾取されるから、どんどんと快楽的に歌い上げる祭りにより、昇華されるための、品位のコードや、自らの怒りをしずめるために、神に転化する自らの、自堕落な粉末をあび、みすぼらしい今が、簡単に処理され、官能的に消費され、かんじるほどに、プラトニックにほつれていく意思は、なにかを連れ去りながら、定期的なくるしみに、定義を持ち出し、自らの意味を問うほどに、虚空を泳ぎ、今にもバタつく。