昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

もたつく意思

言葉の切れ端あつめて、そんなに綺麗なもんもあれへんから、悶々とする夕闇に意識はとろけ、途端に杞憂になびく可変性の予言や、記憶に重複する偽物の面影や、ただかさばるだけの悠遠や、延々としのぐ思いは、惰性に繰り返され、たびかさなる恐怖におののきながら、旋律を奏で、堕落した感情がフラクタルにまじわり、日々を追従するだけのシステマチックな思いが瀰漫し、不満足などをなぞる時折に突きつけられる苦しみが濫觴しては、猥雑な思念を叩き割るために、弔われる私たちは、貪婪に瞬き、全く同じような思いだねと迫るような連中の連帯感が、やがて大きな憎悪に変わり、 会話もなくなり、内実に果てる所以が進路を塞ぎ、代価を求めるだけの達成感やらが浸透させる憎悪に反し、関与するほどにわずらわしく、今にも退廃していくだけにいたり、葬られた思いは、途端に屠られ、方向を見失い、今に転げ落ちる。