昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

刷新されていく

無関心なままに行き過ぎる人びと、ひまわりと、散漫な夏の彼方で、キュウキュウと唸る人たち、憎しみも鳴くんやねって、寝転がりながら見上げる天井は、なんか自由な様子やし、クヨクヨしても仕方ないから、敷かれたレールなんかを取り外して、勝手気ままに歩いて、価値なんかあらへんようなもんやし、変化すんのが、物事の常やし、日頃から行いなんかはロクでもないし、なんか、いけ好かんことばっかやしって、君は石ころ蹴飛ばして、そのロクでもない日々ん中で、いびつになった感情なんかを取り外して、自由であるべきとは、あるべき姿を吐瀉するようなもんやでって、問題なんかあらへんし、一向に悲しみは消えんもんやし、考えても仕方ないから、屍になるまで、うたた寝して、位置付けられた罪や、不可思議にまじわる日々に別れを告げて、恬淡に見渡す意味は、卑屈なもんで出来てるし、敵愾心で日々はあふれてるし、ふれあうほどに憎しみは増していくやろし、幾ばくかの思いは簡単に消費されて、接続されたり、切り離されたりしながら、なんか足らんくなって、何重にも重なって、そら不安にもなって、空白を埋めるためだけに堕落したりするよりも速く逃げる。供給される罪のケトン体や、暗号化された夜なんかが、悲しげにしとるから、なんか曖昧なもんをテレパシーみたいに運んで、はけ口探すような奴らばっかやし、馬鹿にするんもあれやから、察するんです。ロジックを破壊しながら、コンテンツをむしゃむしゃ食べる子猫の貪婪な姿、視線を逸らして眺むる空は艶やかやから、カラカラなまんまに、まじまじと見つめる先には、愛に似たようなゴミ、遥か上空では、叫び続ける子供たち、かさましされる思いは散漫なままで、完結していく日々が愛おしく感じる。