昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

幻想の葉

空想の街をあるくインディアン、絵画の奥では、空白をうめるために、フラミンゴがあつまり、風船のなかに閉じこもる過去の赤ん坊たちは、ツンドラが降る暴走した世界で、間隔にとらわれ、意思に磔にされている僕らと、彼女との距離は、決して埋まらないものなのかと、簡単に処理される思いはデタラメで、永遠なんてものは、言葉のなかでしか、その正確性を見つけられないような、永遠なんてものは、存在しているし、存在していないのかもしれない。