昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

擦り寄る痛み

歓喜の虫たち、夏は騒がしいだけであると、文化的なものをこしらえては、生き血を吸う記憶、砂漠では、ラクダがガラクタを乗せて、緩慢なカルマを吸い取りながら、涅槃では腫瘍が現れて、有意義なものをうたう民主主義的な意識をフラクタルにする終焉や、銀河団を捕食し、厭世観を孕む人々の奇数やら、複製される事情などが連綿として、建設的な妄想や、模倣するほどに、擦り寄る過程や、あいまいな季節を補正しては、悪夢の中でわめき散らした言葉の語源などが、なじる宿命に住まう蕭然としている都市の間隔や、既存の真実が空席を埋めるために闘争することが、革命のように語られ、ただ争うだけでは済まずに、すべてを純粋に破壊する君の理想などは、際限ない欲に苛まれるかゆえに、希望は暴走し、真実は利用され、領土がなんだと、アンニュイに示される独占的な理想が、欲を加速させ、意志が枷に変わるころには、かかげた理想により、自らを圧迫し、あらゆる苦しみを流用し、猶予を与えるほどに、際限ない欲は、欲そのものに飲み込まれ、純粋に求めるがゆえに、苦しむことを知らずに、白々しく迫るギミックを解説するような、短絡的な輩が示す割合などに、差異化されるものが静かに迫り、今を踏み潰していく。君のセラピストたちが、純粋に求める鍵と神話の間には、金でしか、埋まらぬものしかないと、屍みたいな人々の苦痛を孕んだ懶惰な規制から、危害を加えるだけの惰性な達成感などが、ながめる月日は流れるだけで、味気なく、ただ忙しく過ぎたがゆえに、感じることもなく、ただ過ぎ去っただけに過ぎないものであり、そこで経過したものは、何も残らないからこそ、愛する。