昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

瞬間的な愛

行方も知らんくなって、風景なんかと溶け合って、手当たり次第に愛して、または吐血なんかしなりして、舌足らずなままに荘厳なふんいきに入り混じる体系的なもんに反して、あらがう先に欺瞞や不満なんかもなくなって、くたびれたり、採算合わんから、裏切ったり、裏切られたり、したり顔で言い放つ連帯感なんて、簡易な安心感やし、あんぽんたんや、トリロジーや、ロジカルな信仰や、好奇心をも破壊するような現実にフックアップされるもんなんかが、今を縁取り、利口であることとは、何かを虐げ、優位に立つことなんかとちゃうから、忠誠心や、中傷なんかが絡まる先々で空回りする精神の回路は壊れたまんまで、間違いも改めんと、徹頭徹尾、貫く意思だけが、清貧なんかをうたわんと、てなずける欲なんかが用いる理由なんかに流動しやんと、ちゃんとやるんもあれやから、適当に適度に、大切なもんなんか、ほとんどあらへんから、変化を求めて、過信したりなんかして、堪忍なって、なじられる思いや、便宜的なもんで意思を捕食し、漠然とした一貫性だけで、監視的に偽装された思いを神々しいもんやと崇めて、アガペーなんかに浸りよるから、かかずらうだけに至るんよって、よってたかってリンチするような奴らの正義が、正義であるならば、戦争は絶えんよねって、強請るだけの弱者の傲慢は、嫉妬心だけに駆られて、自らを動かすし、対価を求めて、ねつ造された真理を盾にして、自らの正しさを強調しよるし、こうやって否定することすら時間の無駄であるとか、時間を用いて、意味を見過ごすんもあれやから、やかましく付きまとって、破壊されるだけの意味に、最たるもんもあらへんし、つくづくに纏わる意図に八つ当たりするんもちゃうから、感覚的にうごめき、光の速さを超えて、感じられぬままに、瞬時に突き抜けるんです。