昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

這い上がる

身体も捨てた後。カラカラに乾いた君の寝顔。歪な真理を掲げた兵隊たちが、カタルシスに至るまでの軌跡。肝心なもののどれもが派手な衣装を着て、陰鬱な懇願を続けて、風景に統合されるだけのヒステリックで、オートマチックな君の記号が迫り、論理的な波形や、経過する出来事などに屠られ、悲しみにゆらぐ木々や、鼓動と同化し、妨げられる思いが堅持する理由や、死守すべき意味などが貪婪に輝き、機械的な星を捕食する私は、沈思する先々で、スラスラとうそぶかれるものにふらふらするよりは、不安すらも調理して、リベラルが云々とか、アナーキーに消費されるものが、正気などをうたう義務感から放たれて、誰もが惰性に導かれる日々に置いていかれて、バラバラになるバビロンに塗りたくる影響や、炎症しているニヒリストたちが補完する豪華なだけの憂鬱が、雪崩のように迫るから、時間をも乗り越えて、異物感を携えて、わずらわしく頷く言葉の端々に、愛に似たようた妬ましいものを拾い上げ、集めるだけでは退屈だから、屈折したままでも、たまらずに這い上がる速度と共に、弔うことはしないで、しっかりと自らの位置から離れずに、常用される真理を打ち砕いて、自らの真実と歩く。