昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

複雑な朝

流動する意識は、景色を茶化しながら、静謐に濾過されていく些細な心情を透過させるような理想的な彼女の肌質などと入り交じるような世界性を制覇し、散漫に結合されていく意識的な起源に迫る苦悩や、能動的な渇望していくだけの脳内では、ひたすらに快楽のことだけを充填していき、そこで満たされれば、満たされるほどに欠乏していくという矛盾にはためく苦悩を啜る人々の群れが報うためだけに空疎な戦争と統合を重ね、幼稚な破壊により、そこかしこで氾濫する意識的な終わりに折り重なる消耗品たる君のギミックに迫る量子的な汚穢やらが、抑制していく真実により、人類とは苦しみ続けるのかと、加算される義務的な陽子や端子に接続されていくことごとくを昇華させるために、この命とは、知性を持たされたのだとか、紙幣が神として崇められた途端に、情報とは常用するほどに麻薬的なものに変わり、かさばるだけの幼稚な理念により、姑息に思いを重ねる。静謐を奪うのは、情報であり、渇望を生み出すのは、外からの刺激であるとか、普及されるものにおののく君の無神経な道理を虫けらのように扱うだけの国家的な偽装やらはほっといて、定理にもとづくエゴを迎合するだけの正義なども放棄し、破壊されるだけの精神構造に要領よく迫る君のにせものの笑顔に保護されるだけの権利なんて要らないから、自由に飛ぶことすら求めずに自由に飛ぶことこそが自由であり、自由を思うほどに、自由に束縛され、即席の理由に操作され、傲慢に欠乏していく精神が肥大させる怒りなどに左右されるだけの思想なんかに磔にされたくもないし、無くしたものはそのままに、その場で跪くことすらうとましく感じるし、そこでまとまるものなどにまつわるほどに、腐るのが当たり前の世界の中で、決別を繰り返しては、加算されるだけの義務的な態度に保身などが迫り、緩やかなものすら、そこでは正しさをもてあそぶだけに至るし、至らない思いは、そこで思わせぶりな態度を取りながら、とりとめもなく迫るとめどないものに押し流され、自らで動くことを知らない。複製される闇でうずくまる君の傷がうずくころには、ことごとくの旋律は入り交じり、まさぐられる真実は、偶像を商品化しながら、どうやってニーズに応えるかとか、どうすればもっと売れるのかと考える間にも結末は迫り、逃れられぬ死の領域に加算される生とは何かと換算する間にも、あいまいな示唆から、信用とは作用するのかと、関係性から離脱し、酷薄な世界の中で、咳払いしながら、シナプスを走る光よりも速い文字との対立から、怠惰な理論を構築するだけの打算的な開示により、導入された事実などは無視して、無為なままに屠られるがままに、間に合わずとも、ここでの恒常的な進路に反し、逆上していく境目を持たぬ私が隠逸から溶け出し、堕落するだけの世界との統合を強制するだけの規律などは不必要であるから、あらゆる方法とは、ここでの固執を生むから、雲散霧消するだけの人生などに比重をかけずに、浮遊する感覚は、瞬く間のものも、恐ろしく鈍麻なものも、ほとんど同じようなものであり、感覚によっては、遅くも速くもなり、認識することだけでしか、存在するものの証明すらできぬような世界を世界と名付けられる以前に、泰然として私は存在したかのようであり、あらゆる原因の始まりよりも始まることを創めたのが私であり、君でもあるのだから、どこから誰から産まれようが、私たちはすごく身近なようですごく遠くもあるのだから、裸だったり、互いを恨んだりしながらもしなびていくだけの命であるし、あらゆる原因は、そこかしこで不透明なまじわりを繰り返し、不具合ばかりだなと叫んだとしても、そこでの思いは、永遠をも追い越し、そこでの時間などを認識し、自らを束縛し、抑圧するよりも、自らの正しさだけに行き着く朝。