昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

言葉の子

銀河に溜まる言葉。重なる行方は重量を持たずに、漂い続け、行き先も持たずに浮遊して、逸脱し続ける先々で乖離し、理解すら求めずに、とめどなく現れる今との対立を続け、つたない位置から意味を引き出すだけの悲観的な人々の観点が、墓地に変わるだけだと、脳内で再現される出来事とは、たぶんここで分断し、どこにも行き着かずに、陰鬱に処理されては、定理に基づいて、エゴイスティックに消費されては、提言されるものに寄りかかるだけの無数の日々に卑屈になるだけの、いくつもの場面に擁立されるものに、とがめられるだけの支配なんかを受け入れず、どこにいても、ここでは無いなと、ないがしろにする物事と、そこで統合されるほどに、本質とは捻じ曲げられては、諦観するだけの君がみすぼらしくとも、清々しくまじわる先にあまりあるものばかりだから、堕落しても尚、無い物ねだりをやめて、無いなりに泣いたりしないでと、内観に孕む現実性などは、懐疑的に腫れて、懶惰に綴ることごとくに健気に引き裂かれていくだけの、いくばくかの過程に補足されるものに捕食され、この統制とは、ただ権力に偏るためのビジネスライクな笑顔により滅ぶ人々が傍観するほどに、見事に自らの意思により、自らの世界を腐らせ、駆逐するように仕向けるような宣伝的な統制によって、未熟に佇む君の理想を相続するとか、権力だとか、権威だとか、支払いだとかと、うるさくつきまとう価値的な抑圧により、自らを生み出す要素は汚され、ただリリカルな聡明さにより、リアリズムなどは認識し、証言されるほどに、リアリズムなどは破綻するだけに至るのであるし、そこであらがうほどに、デカダンスに支配され、自らを喪失する。