おもしろくないら夜空をながめて、鮮血とびかう闇、寝巻きとどん底の季節、性的なイデオロギーとパッション、気絶しては吐瀉する動物たち、時代は捻じ曲げられていき。空疎に逸脱する世界は凶暴性を増し、慢性的な痛みに噛み付かれ、加工されていく真実は深層心理を破壊され、定めを切り取り、死の灰が降る夜に投棄される軌跡に嵌め込まれていく横暴なジレンマや、過ぎたものを追いかけていっては転落し、厭うだけの面影にはめ込まれていく動機は協調性をうたうばかりで、正解もなく、制限を生み出し、汲み取る理由が籠城を繰り返し、同情を用いては、悲観的な動機が獣性を増し、致命的な余韻がインタラクティブに消費する理由が表現を喪失し、真因にせまる精神的な解脱や、シンドロームに剥奪された面影がエモーションを溜め込み、互いを磔にするほどに精査される時折がリズミカルになり、担う要因が誘導する動機が比率を高め、互いをとがめるだけに利用される価値が順序を決め込み、独善的な表現を続け、償いや、取り繕う理由が貧寒な理想をたずさえ、根幹を腐らせるだけの絵空事を唾棄し、惰性な時折に潜む理想が、暗い影を生み出し、化石になるような無為の世界で蝉蛻を繰り返し、空洞と化する思いが飛翔し、やがて届かぬ思いをおめあてにして、突き抜けていく感情を浄化するために、この命は逍遥し続ける。