昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

あふれる

制限もなく歌う人々。立場を捨てて、たちまちに現れるものと対立し、対比しないで、現れたものを、現れるままに受け入れていくほどに、自らは強靭になる。枢要な孤独を食べる光につつまれ、研鑽されていく精神は、罪を誰かに転化させずに、持ち寄られた罪を捕食し、自らの栄養に変え、その罪自体を昇華させ、緻密な意味を改ざんさせるだけの作られた真理に阻害されずに、変化を続けて、懈怠するだけの先々で行方を失い、奪い合うだけの人々が諦観しているだけの空間で、空腹を癒すために語られる正義が、陰惨に支配するだけの世界と名付けられたものが連関させるだけの、惰性な蓄積をたずさえただけの、堕落した今に派生する事実などは、真実味もなく、まもなくバラバラになり、空疎な意味を塗りたくるだけの、惰性な判断により磨耗した行き先で、不安定にゆらぐ意識は、美意識を持たずに、ただ与えられた価値にうながされるだけで、どこをとっても同じであることや、そこで制限をもたらされ、持ち寄られた意味の中で弊害を生み、謳われるものに束縛されるだけの、漠然とした意識の彼方で加担するものに偏り、懐疑的な君の密度の高い意識的な軋みに耐えかねずに、自らの世界が崩壊するのを傍観し、従うことでしか、自らを見出せないような空疎な苦しみを繰り返し生み出す世界を惰性で救うと謳うような者どもの示唆に支配され、抑圧されるほどに諦めていき、逸脱できずに、そこで正しいとされるものを崇めることよりも、そこで与えられたものを克服し、超越した辺りには、ただすべてに批判的で、与えられた苦しみを繰り返し反復するだけの堕落した意識が、横柄に次なる目的に向かうだけの依存的で、居心地を求めるほどに、もたらされた罪の奴隷として、往復する罪に芝居され、なにかをして意識をそらすことでしか、自らを守られないような正しさなどに押さえつけられ、抵抗すらもできないように仕向ける法や罪を突き抜けるべきである。