昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

住みにくい街でも楽しさ見つける

連動する形式は粘度なんかをふくんで、今を動きにくくさせるだけだし、今に肥満して、悲観的な観点が、散漫に儀式を続け、犠牲を生み出して、誰かを踏み台にして、憎しみばかりが増して、我慢するほどに緩慢になる関係は、経過していくほどに徒らに傷つけることでしか、答えすら見つけられず、健気に支配され、十全とした苦しみを携え、疲憊する心情は、真実を損ない、短絡的なものと同化し、正しさを謳いながら、自らを許すために、他者を強請る。永遠に制限されるための生から解き放たれ、安易な半径から取り除かれ、利己的に成敗させられるだけの、不健全な関連から離れ、統合されるほどに、はびこる悪意を充填させるためだけに、怠惰な愛を配下にし、内積する理由がほどこす脅しや、応用されるための原理に還元されるために用意された言葉に支配され、身動きを取りにくくするような復讐を綴るデータが延々と宇宙の果てで蓄積され、その恨みから逃げるように、もの凄い速度で、宇宙は広がり続ける。宇宙とは、自らの空白に与えられる暗鬱としたものから逃れるために、逃げ回る。まつわる先に与えられる制限や、永遠からも逃れて、集まる先でしあわせのようなものを謳いながら、今の暗闇で痛みに耐えきれず、痛みにのたうち回り、理解などを安易に謳いながら、持ち寄られた罪をまとめ、毎日の広がりに与えられる影響の強大さに打ち震えている。