昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

恐れぬ者

肉体を捨て、次元や時間を突き抜け、何かあるとか、無いとかと、横柄に突きつけられた制限などに隔てられずに至る先へと旅して、あらゆる制限を生み出すだけの善悪を飛び越える。同調よりも、似たようなものであるとか、ほとんど同じであるということからも放たれ、自らであるとかという曖昧さを複製し、復元するための今を弔い、未来へと続くものだけを紡ぐ。脳をオーバーキルするぐらいに物質を打ち込んだ。構成される彼らの快楽を抑え込むための、抑制する薬にすら反乱をほどこし、自らの意思だけで踊るために、物質自体を捨てた。横柄な彼らの貨幣や紙幣や、司る権力や、権利を守るための集団ヒステリーにより、狂ってしまった彼女もあとは老けるだけだし、進化を知らないで、対価を求めるから、彼や彼女たちは、自分は老いることもなく、永遠の命があるみたいに、誰かを否定し、陥れることばかり考えるもんだから、言葉狩りや、誰かの失敗で乾杯するような、堕落した感性でしか、完成されない世界には確かさなどはなく、足枷を誰かに嵌めることしか考えちゃいない。思い出すらもいつかは老いぼれるわけだし、そのままってわけにはいかないし、ないがしろにした瞬間に確実で正確であることもないし、あることないこと書かれて、考えは絶えず誰かの道具のままで、彼が考えるカタルシスが今を見透かし、みすぼらしいままに虐げられ、健気になにかを崇めては、女々しいメタファーを掲げ、暗澹たる日々を補正するかのように従える彼女のやましい国家で流行る蕁麻疹や、約束を守るために裏切りを重ねる者に根絶やしにされるより、そこで謳われるものすべてを超越し、与えられたものを得るよりも、そこで法則的なものに拘束されるよりも、より良いものもなければ、無いと謳われるものこそ、姑息に何かを支配して、そこで補足されるもので独裁するために扇動する者が、次なる権利を主張し、権力を奪取しては、次々と妨げを生み出しては、惰性に孕むものが、横柄に支配することにより、言葉を持たずに、誰かの方針や保身により、ガリガリになる精神が、批判的に今を乗り越えるあたりから、弁証法的につむぐ先々に勤勉さなどを崩壊させるために、私とは存在し、そこでぞんざいな扱いをされるがほどに、よろこびを加速させるために、義務や神を乗り越える先に企てるものが、誰かを飲み込む前に、君が君であることに課せられたギミックや、ベクトルが違うと加速し続ける先には、空間すらなくて、ただ重なる物事が絶えずゆらぎ、遊蕩し続ける私の先々で展開していくものに転化して行く行方の規模すら不明で、複製されるだけの今に課せられたものが、意思を遮る前に先へと進み続ける。