昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

人工的なもの

どこでもないここから引き出される多目的な理由が根を張り、今に捕らえられ、途絶えるだけの意識が位置的なものを引きずりながら、悲観するだけに至る君の理想などは、理性すらもなく、制限されるほどに擦り寄る価値が、形あるものに住まう精神なんてものを謳いながら、奪い合うだけに浸る意識は、いびつな思想をかかげては、小さくまとまるほどにまつわるものに引き止められ、引き換えにされる身体を引きずりながら、貧寒な理想に制される後から利己的に迫る罪と罰が緻密に結ぶ現実などは、うたかたのものであり、即座にひるがえり、そこには何も残らずに即席の理由を崇拝するだけの君は、今すぐ堕落し、惰性に導かれる彼らは、不確かに加算されるものを現実のように定めては、裁かれるだけの動機に絡みつく物事が忙しくつきまとう。健気に虐げられ、連帯感を謳う君たちの記号が陰鬱にかさばる。そこかしこで抵抗を加えては、自らを肯定し続ける先々で美を追求し、確かさを足枷にするだけの理想により制限を加えられては、耽溺する意識に指揮されるだけの理想が理性を奪う間に軋轢が生じ、勝利を謳う間に失われたものなとが暗澹としながら、しなびた日々に張り付くものなどにより陥れられるだけの君に寄りかかるものに偏るよりも、より良いものを瞬時に見つける。横柄な死により妨げられる制限されるだけのこの世にとどまるよりも、滞りなく、届く先々で詰まるだけの君の刹那に接続される愛により台無しになるだけの君との馴れ合いに回収される論理から放たれる。憎しみばかりが加速し、君を束縛する。漠然とした意思により卑屈になるだけの今から解き放たれ、確かなものを引き取る。君が用いる代償によりつまずく僕らが競い合う理由などにより低劣な差異から超越する。政治的なものから離れて、自身に帰り着く。確かなのは自分の正しさでもなく、そこに行き着くまでの経路や経過にあふれる物事から敷衍する思いが駆け巡り、すべては正しくあろうとする先に現れる対立を乗り越え、現れる善悪を超越する。