昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

事実

加工された過去を食べる参考書の中での誇大妄想をたくわえる演じてばかりの君の傀儡としての大人たちの孤独がメロディアスになびき、たなびく雲に惹かれていくジレンマをかかえた道理が不潔に絡まる夜明け。実体すらも不確かな存在の中でかさばる価値観を乗り越えて、法則的なものの家畜として生きるよりも、何かに寄りかかり、平行する憎しみと孕んでは、出来合いのものを信仰し、たよりない神と君とのソウルフルな邂逅やらが、夜を超克して、夕闇の中で修正されるほどに私たちは孤独に吸い込まれるのと悲しく泣く女神が派生させるよろこびの影でかさばる動機が挫けて行くのを傍観する自己との乖離を束ねて、真実の自分を見つけるとか、君の退屈な自己啓発なんてものは、所詮は金儲けの道具であるし、すべては偶像であり、偶然的に見えたり隠れたりするものを、あたかも感じられているように思い込んでいるだけで、ほんとうは存在すら不確かで、少しの行動で、一切は簡単に消費され、すぐさま消え去るのですと、咎められる間に偽物の感覚が今に代償を孕んで、ランダムな罪を課せられた日々の憎しみは加速し、今に枷を嵌められて、自由であるために、自由であることを嘆いて、誰かがしあわせであるほどに、増していく苦しみの互換性が制度などを用いて、今を裁くほどに増していく苦しみの道具と化すだけに至るようにカスタムされた人間の顔した悪魔たちが立場なんかを利用し、誰かを陥れるだけに至らせるような関係こそが、普通であるなどと語りかける。心の分岐点で露骨な排除を繰り返す帰り道。流動する一切を仕分けする幸せと不幸せの数は一致して、どれを見ても、どこをとっても、似たようなものばかりであるし、誰かの幸せは、誰かの不幸せというよりも、幸せであるという認識の違いにより、幸せとは絶えず変化するものなのかと、ただ加算されるだけの日々に野ざらしにされ、根絶やしにされるだけの先々で、最たるものも喪失し、調和を目指すために排他的に遂行する罪深い儀式の間で滑落していく意思は、形式的なものに苦しめられ、絶えず不可能であると思い込み、すべては可能なものであるのにもかかわらず、自らを苦しめるだけに至る。