昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

お櫃の中の彼女

シロップ漬けにされた君も風邪をひいて、引き算により正される過ちなんかが、即座に人を傷つけて、乱立する風景に擦り寄る意思が、地殻変動を繰り返して、やがては島に変わるまでの日々で、いびつな収斂が続く。水面に消える共犯者、導かれるままに引き裂いた時間、カレンダーはいろんな色で塗りつぶして、無限に浄化されていく君との散歩道から逸脱して、苛む記憶の下腹部からあふれる鈍痛や、摩耗していく意思が気配をすなどり、惑星から乱立する退屈な背景に消耗された真理が、真意を喪失して、健気さを剥奪された神経質な大地からは確実性すらなく、そこで虐げられるだけに至り、健気さなどは今をちぐはぐにさせて、背くほどに生まれる窮屈な思いが、今を支配的に縁取り、朗唱される言葉が今を抑圧させ、災いをもたらすだけの風景がかさばるだけに至り、いびつな観念から経路は奪われて、今に堕落していくだけである私たちの窮屈な気配から迫害されていく幼稚な街の期限が、凡庸なポンプで吸い取られて、無垢であることで生まれる無知さに復元され続けるだけの退屈な日々を斡旋するための闘争や、そこかしこで統制されるだけの日々にたむろするだけの、馬鹿げた思念がジレンマなどをたずさえて、物事の中で生まれる退屈の証拠や、詩に魅了され、真紅のバジュラにより、数多の地平は裂けて、被害者意識をカスタムした、荒唐無稽な彼女たちが描く真実が保つべきものをもたらすアイロニカルな汚穢が兵器のようななる間に保たれる無情な規約やらが、不平不満を促して、奪い合うだけの今に保たれるものがもたらす苦しみも幼稚なままで、制限される今とは欺瞞だらけで、すぐさま堕落するだけであるし、そこでフラクタルであるものなどは、くたびれた義務を持ち出して、あらゆる悲劇を参画しながら、腐った義務感を犠牲的に運び出し、正義を羽化させる間には、あいまいな示唆により、視界を濁らせ、凄艶な月日を彩る過程が定価なんかを決め込み、機械的であいまいな支配の経路を確保するほどに、すれ違う者たちとの闘争が生まれ、今に阻まれ、憎しみが不満を重ね、かさばる意思は今を裁くための罪を大量摂取し、自らの痛みや苦しみにより成長する憎しみの道具に変わる。