昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

歪んだ子

美しい互換性が孕んだ子、地球外で疎ましい感情の粘り気、知性もない身体、白色矮星で流れるモグワイ、誰もいない街、誰もが一度は死んだ街、あらがうほどにはまり込む足、どれもこれもが彼らの奴隷で、どっちみち緻密な意味な搾取される悪趣味な画面から流れる吐瀉物的なもののあわれ、あらゆる悲劇の産物が引き起こしたビッグバンにより、ヒッグス粒子と踊り明かす夜、はじめての夜にはズボラな神話をかかげて、真理なんかとうずくまり、行方をくらましては、システマチックな論理がオートマチックに流れ出て、数々の苦しみに見合う価値なんかを謳う群像からたぎる血や、裏切りと産気のあいだには、確かなものだけが超然として現れ、理不尽なものが統べる退屈な今朝から逃れて、内面的な世界が結集して、この現実や存在というものは大らかにあるいは嫋やかに生えるのか、と加算する原理や、あらゆる原因にそぐうものが、偶像や偶然を支配して、真実を吐瀉するあいまいな史実や事実を踏み荒らしては、相対する今に迫る理不尽なものがさんざめき、ゆらめく事実との乖離なんかを知ったりして、したり顔で眺める真実は事実を空疎なものに変え、かかずらう先に待ち受けるものが請け負うものに寄りかかる君の行き先には不安なんてものはなくて、思案するほどに支離滅裂になる物語が跛行しては、散漫な動機が打ち出すものが物事があやまちなどをちまちまと紡ぎ、打診することごとくが打ち出す哀れみに遭遇する余韻が支配を続け、綴る意識がずれていく先に刷新される物事が投影するものにより操作される君は、ただ崇めることでしか、正しさを見極められないような要因が押し付けるものが、今を席巻する。