昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

草原

全部腐った今朝、この世界の悪行を書き散らし、配布される言葉を、あたかも自分の言葉のように吐き散らす君のエゴイズムが加速し、根っこから腐った国の供儀として、自己犠牲の神のように捧げられる身体の顛末を眺めて、不埒な欲との結合を迎えるために、安易に貪られる君の身体が叙情的な消滅していく合間に氾濫する無作為な言葉がジレンマを生み出し、踏み躙られるだけの日々に馴染むことすらできないで、でたらめに意味を食い尽くす。生きているからこそ、知の奥底を掘り返して、答えられないものがないように、答えを端的に導き出す。青春の帰路、行き着く先は闇か、騒がしい光り、ブリキの猫たちが踊る感受性だけの街、井蛙なものが労る結末のぬかるみに嵌り、出来合いの真実を崇める君の偏頭痛とナショナリズム、ニセモノの価値と胡散臭い休日、このアナグラムに吸血され、差異のまどろみへ、と消え去る傀儡たる君の抵抗から、寡占されるだけの市場での強制的なレースに参加して、出来レースとはわかっていても、首の皮一枚で耐えるために、自らを騙して、体系的な告白により罪はかき消されたかのように思えた間から敗残していく動機が複製され、たちまちに制限を生み出し、意思を踏み台にして、腐敗していくだけのたちまちが打算的に生産するような物に囲われて、わずらわしく示唆する気配から背景はトグロを巻いて巨大な大蛇になんか変化して、大罪だなんだって君を責め立てる罪とは、どこから生まれて、誰の利益になるのかを知らないで、信じ込むために刷り込まれてきた教育なんかが幼少期から大嫌いだったから、学校にも行かないで哲学的な伴侶と歩き、過ちだ、とわからないままに、過ちを過ちと誤認する間にプロセスなどは破綻して、誰もが住み良い生活なんかに脅しをかけ、制限を生み出し、自らを苦しませるために、誰かが生み出した制約により、狭められた価値に制限を加えられ、制圧されるために、厚かましい連中の好意なんかに虐げられて、健気なフリをして、君の命を簡単に奪うように迫る理屈なんかが凄艶な結末を謳い、犠牲にするためにうそぶく正義が疑念なんかを生み出して、君を操作するし、そうあるべきだ、と嘯く感情的な移行により、より良いものは見失われ、一切を傷つけるために責め立てる奴らの起算する価値の中で隠滅していくだけの君を掬い上げるような虫網を買って、散歩する。