昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

結末の尾

荘厳な意識が孕む結末の末尾、慢性的なエゴを吐き出す国家的な欺瞞から、不満足そうな意識が屍と化すころには、溶かされた資金が誰かの私服を肥やしたり、緊迫したり旱魃したり束縛されたりしながら、際限ない愛は、愛を愛と語るよりも愛であろうと保つことを強制すらしないで、宦官たる君は誰かを恨んだりチグハグにしたり、従うことで横柄な結末の諸悪の根源たる焦げた権化の中で痕跡すら残さずにスラスラ嘘をつきながら、つたない意思を加速させ、意味に枷を嵌め、世界を狭めたりかいつまんだり、と忙しいフリをして自らを誤魔化すことに長けるほどに、自らとは見失い、見誤るほどに、あまりある愛は利己的なものに変わり、甲斐甲斐しく迫る君の意味が正義などを謳う間に孕んだ懶惰な愛が手錠なんかをかけて、掛け違えた意味が陰鬱な今に囚われた途端に解除されない愛が配役なんかを決めて、機械的な意思が意味自体を破壊する惰性な間に嵩張る遺児たちの悲しみに染み入る現代的な終わりに適用されるものなどが歌う真理に適性するほどに、的役なんかを与えられ、敵愾心なんかが植え付ける値から曖昧に注がれる動機を根絶やしにするためにあてがわれた罪に噛み付く君が見つける意味などをふみつけにして、複製される意味が君に噛み付く間に批判的なものが貶す間柄に感染していく君の罪が引き合いに出す悲観的な感性を破壊するために、この宇宙とは存在するし、その君という存在を混在するための意味に罪を与えるだけの凡庸な神が真偽を謳う間に枝分かれした君の陰謀論なんて大嫌いであるし、今あるものにこじつけるための罪なんてクソ喰らえであるし、培養された罪を開発するための研究なんか辞めて、追求すべきは、どのような未来を作り出し、国家を捨てて、超越した個人に接続された概念を取り外し、自らの電源が止まるまで尊ぶ。