書くことは止むことはないし、理により、病むことすらなくなる。あらゆる考えは波状に乗り、さらなる反響を与え、次々と共鳴し合う。あらゆる出来事がもたらす閉塞感は続くが、そのような閉塞感は外からの攻撃は強く、自らが苦しみを打破しないかぎりは、閉塞感は永続するし、ここでもたらすべき革命論に陽動され、あらゆる出来事を刷新し、新たな世界を作るためだ、と綺麗事を並べ、自らの行動を肯定するための戯言に参列する幽霊たちが彼女の皮を剥いだ後に、合致する物事の清潔感や、流動的に捕食され、へし折られた感情の道具として、偶像崇拝のための供儀として役目を果たす、と語る君の目が赤いことに気付き、君が気のフレた瞬間に世界は崩壊したのか、と簡単に消費される私たちと同化するものたちの行方が分からなくなり、ここで遠のくだけの面影の奥ゆかしさすら、何か底無しに汚く見えてしまうし、憎しみばかりを敷衍させる先で透過してまう物憂げな少女たちのゲリラが迫り、監視社会を蹂躙するころ、迎撃された罪が屋根を突き破り、家という家を破壊し、更地になってしまったら街で誤りばかりが根を腐らせ、あらゆる分岐点が黒ずみ、そこで壊死してしまうだけの終わりを呆然と眺める君の罪が重荷になるころには、拘泥していただけの日々から羽化して、ニキビだらけの星を捨てて、穴ぼこだらけの宇宙に旅立つための羽根を蓄え、大きな翼で飛び立つ夜も朝も何もなくなり、時間すらも消え去った明後日や明明後日を屠りながら、まがいものの輪廻転生から抜け出して、サイクルとは、そこで採決され、あたかも同じ意味を繰り返し反復させては、そこでの力を蓄え、意味に焚き付けるための正義なんかを謳い、保守的な捕囚かなんかに変わり、意味がないものに意味を与えては、意思を手懐けるための洗脳を続ける。